【脳がフリーズ】アメリカのカレッジの授業について
こんばんは。
アメリカの大学に通い始め、ネイティブスピーカーや英語ペラペラの人達の中に放り込まれて脳が瞬間急速冷凍されております、お父さんお母さん私は元気でやっています。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
なんの前触れもなくて大変恐縮ですが、私はアメリカに行きたいと思ったことはこれまで一度もありませんでした。
まして学校に通うなんてありえねーと思っていました。
だってアメリカの学校って、ロッカーをバーンってものすごい勢いで開けるパンク好きの女の子とか、金髪のかわいいチアリーダーを引き連れたアメフト部のタフガイ達が白い巨塔の総回診みたいに廊下を闊歩していたり、急に歌いだすアカペラサークルの人達とか、あと歩いてたらいきなりラップバトルに巻き込まれたり…
そんな人たちばっかりだと思ってて。
どんだけ偏見抱いてんだよ。海外ドラマを見すぎるとこうなります。
でも実際学校に行ってみると全くそんなことはなく。
たしかに地域性もあるだろうし、小学校~高校まではスクールカーストとか存在するのかもしれないけど、カレッジや大学では年齢やバックグラウンドが多種多様な人が集まっていてとても面白い場所だなぁと思っています。
あとは単純に私が差別に気が付いていないという可能性もありますね!
それから私の英語力について。
だいたいざっくり言うと、海外旅行や日常生活、普段の会話には不自由しないと自他ともに認めるくらいのレベルなのですが、やっぱり授業となるとついていけません。
先生の言っていることは一応理解できるのですが、クラスメイトの発言が速すぎてなんていうか非常にとてつもなくヤバくてびっくりします。
あまりの語彙の乏しさにヤバさが伝わらないですがそういう事です。
各々ご変換ください。
かといって、授業で座っているだけでは置物と化してしまうんですよね!
アメリカの大学は日本の大学の10000億倍くらい、出席、発言、授業への貢献度、宿題・提出物の成果を重視すると来る前から聞いてはいましたが、先生がしゃべっている途中でも生徒が普通に被せて自分の意見を言う姿勢にはとても驚きました。
でも確かに、物価の高いシアトルでさらに高い学費を払い、貴重な時間を割いてまで勉強しに来ているんだからみなさん積極的になるのは当然ですね。
日本で会社員をやっていた頃以上に、お金と時間のありがたみを痛感させられる日々です。
今はとりあえず授業が始まったばっかりなので、近くに座っている人や面倒見のよさそうな人を見つけて
「ごめんなさい、英語に自信がなくて教えてほしいんだけど、先生の言ってたことはこれで合ってる?明日までにこれを終わらせておけば大丈夫かな?」
と聞くようにしています。
だいたいの人はそれで教えてくれますが、それでも心配なことも多いので先生のオフィスアワーに直撃したりしています。
悲しくなりますよね。そして笑いますよね。
稼いだお金を自由に使って、自立していると思っていたはずの自分が何にもできなくなってしまったようで。
でも日本で働いていた時、納得のいかないことや限界まで落ち込んだり腹が立って仕方ないこともたくさんあったので、今は今でシビアだしとっても恥かいてるとは思いますがそこまでヘコんでいません。
まだアメリカに来て3週間程度ですが、まずはできない自分を受け入れて、ほんの少しでも成功したと思えれば儲けもの、そういう風に今の段階で考えることができるのはやはり社会人経験の賜物だと思っています。
というかこれで挫折も苦労もせず適当に過ごしていたら、自分に投資した意味が全くないんですよ。
もちろん新しい友達も楽しい思い出も作るけど、勉強頑張れなかったらドロップアウト=ビザのステータスが維持できなくなり帰国するしかなくなってしまうので。
…ここまで真面目な話ばっかりしていてつまらないので、突然ですが最近知り合ったアメリカ人の名言を一つ。
「悩んだら寝て、そしたら解決してるんだよね~!」
すごくないですか。どんな教育受けてきたんですか。いい意味で。
なんてシンプルな考え方なのでしょうか。
私、Take it easy って言葉が大嫌いだったのですが(何があったんだよ)ここに来て早くも少し考え方が変わりそうです。
第一、考えてもわかんない時もあるって天下の安室奈美恵も言ってるんだからこれは多分本当だね。
私も、今悩んでも仕方のないことを無駄にあれこれ悩むのはやめます。
その時間を勉強か睡眠に充ててまた明日から頑張ります。
おわりー!