アラサー女の海外迷走日記

OLやめてアメリカで勉強し直すことに決めた、アラサー女のいろいろ。武士のごとく、後ろには倒れません。

【ピンチ】アメリカ学生ビザをGETしたと思ったらしていなかった話

こんにちは。

先日、アメリカ学生ビザをGETしました~うれすぃ~

という内容の記事を書いたのですが、タイトルにある通りGETしていませんでした。

 

…まぁ、その後無事にGETしてきたのですが。
タイトル詐欺すみません。
しかしなんだかイレギュラーな事態が発生してしまったようなので、事の顛末を書き記すべく。

通常のビザ取得の流れでは


大使館or領事館へ行く
→指定の書類を出す
→指紋採取後、面接を受ける
→ビザ取得


となり一日で手続きが完了するのですが

前回の訪問時にどうやらオペレーションの手違いがあり、私は指紋採取後に勝手に帰ってしまったことになっており(なんでだよ)
面接が終わっていないため、もう一度大使館へ来て面接を受けてください

というご連絡を頂きまして。

勝手に帰るって。そんなやついないでしょ。

いたとしたらむしろビザ却下でいいよ。
ここはまだ日本ですよ。

アメリカ行くと、そんなの聞いてないよ!とかいっぱいあるよ、って言われるけど。

らしさ出てくるの早くない?

ビザハ許可シマシタって言ってたのにね…

一週間デ届クって、フレンズの脇役ぽい人に言われたのにね…

でもたしかにHello, Hi, しか交わさなかったからな!

おかしいと思った時は何かがあるもんだわ!

やっぱり世の中そんなに甘くないよね!

人間のやることですから、間違いや勘違いもありますよね。

とにかくこのnoticeを持参してもう一度大使館へ来てください、ということでしたので、これで落ちたらめちゃくちゃ笑えるそして泣ける話だなーうけるー

などと思いを巡らせつつ、賢者の集う街・溜池山王へと再び向かいました。

先日よりも混み合っており、朝一番で行ったにも関わらず終了したのはお昼すぎでした。

というか待っても待っても呼ばれなかった上、コーヒー片手にランチ買ってくる職員の方とか出始めたので、近くにいた職員の方に

すみません…
朝からもうずっと呼ばれてないのですが…

私のステータスどうなっていますか…

と確認したところ、すぐに呼んで頂きました。

窓口へ行くと

大変お待たせしてすみません。

と流暢な日本語を話す領事の方。

脇役じゃない…。
(フレンズの脇役ぽい人は隣の窓口にいた)

 

関係ないけど、皆さん本当に聡明な雰囲気をまとわれております。さすが領事。高貴。

開始早々

「前回なぜ帰ってしまいましたか?」

と聞かれました。

勝手に帰った女という設定になっているので(本当になんでだよ)

そこにいる方に帰っていいって言われたんだけどなぁ。不思議だなぁ。

と思いつつ

「なにか手違いがあったようでして、もう一度来てほしいとのことでしたので、今日ここへ来たんです」

とこれ以上怪しさが増さないようにクリーンな笑顔を心がけて質問に答えていきます。
ちなみに勝手に帰った怪しい女の怪しい英語は信用できないと思うので、オール日本語でお送りしています。

※面接は日本語でも全然問題ありません。

 

今回はいろいろ聞かれましたよ!

もうすでに怪しい認定されてるだけにね!

そして前もって言われていた通り、ごちゃごちゃ余計なことは喋らず、質問に簡潔に答えていきます。

 

・なぜアメリカに行きますか?

→英語を勉強するためです

 

・なぜ勉強しますか?

→帰国後の仕事に役立てるためです

 

・仕事は〇〇の会社ですね、会社はお金出しますか?

→自分で出します

 

・逮捕されたことありますか?

→ありません

 

・移民の申請したことありますか?

→ありません

 

・婚約者はいますか?

→いません

 

などなど。

難しい表情をされること10秒ほど…


許可しました。一週間くらいで届きます。

終わり。所要時間3分くらい。

これだよ、これ!
このやり取りをしに来たんだよ、私は。

そして年齢的に怪しまれるかもしれないと思ってはいたのですが、やっぱり婚約者というワードが出てきました。

いわゆる婚期にあたる20代~30代女性は学生ビザという名目でアメリカへ入り、現地で結婚してそのまま居座るつもりなのでは?という疑いを持たれるためです。

今回は学生ビザの取得なので当たり前ですが

  • とにかく英語を勉強しに行く
  • 必ず帰ってきて日本で働く

ということを伝えることが大事。

逮捕とか移民云々はよくわかりません。みんな聞かれることなのでしょうか。
もしそうでないなら、朝から待ち続けてお腹が空いてイライラしまくっていた、私の顔の治安が悪かったのかもしれませんね。

その日面接を受けに来た何人(なんびと)をも見送ったからね。

この後自宅にビザ許可済のパスポートが返送されてきたら、無事に終了です。

ちなみに私は面接終了日からちょうど一週間で返ってきました。

ネットで調べてもこんなケース出てこないし、聞いたこともなければ見たこともなく、なぜかマイナスからのスタート(本当になぜなの)になってしまってやや不安な気持ちになりましたが、結果的にはなんとかなったのでよかったです。

むしろこんなことはこれからざらにあると思われるので、良い経験になりました。

人生は何事も経験、そして逆境にめげない心。これ大事。

これからアメリカ学生ビザを取得されるみなさん!
くれぐれも勝手に帰らないように!!

本当になんだったんでしょうかね。貴重な体験でした。

 

おわりー!