アラサー女の海外迷走日記

OLやめてアメリカで勉強し直すことに決めた、アラサー女のいろいろ。武士のごとく、後ろには倒れません。

【F1ビザ】アメリカ学生ビザをGETしました!

こんばんは。

 

先日ついに、

 

アメリカ大使館にて面接をクリアし、アメリカ学生ビザ(通称:F1ビザ)をGETしました~うれし~

 

 

 

アメリカ大使館のある場所は港区赤坂。

虎ノ門や霞が関も近く、日本のトップオブザエリートが集まる界隈のひとつですね。

デキる人と同じ空気を吸うとそれだけで自分もすごくなったような錯覚に陥りますね!私はなんてチョロいんでしょう。わくわく。

 

面接といっても就活のような面接ではないから大丈夫だよ~とは言われていたものの、ネットでいろいろ調べていると

 

やれ30歳前後の結婚適齢期の女性はいろいろ突っ込まれるだとか、エッセイを書いて持っていったほうがいいだとかなんとか

 

なにやら不安になることがたくさん書いてあったので、とっても心臓バックバク☆でしたが、結論から言うと

 

なにも聞かれずに終わりました。

 

何事もなく許可されたのは本当にほっとしたし、なにはともあれこれで一安心ですが、せっかくちょっと緊張もしたことですから当日までの流れを記録しておこうと思います。せっかくってなんだ。

 

前日までに用意するもの

  • パスポート
  • 顔写真(スピード写真不可、5㎝×5㎝で背景は白、頭~顎までが2.5~3.5㎝以内)
  • DS-160シート情報ページ(前もって提出済)
  • SEVIS支払証明・領収書
  • 英文残高証明書
  • I-20(大学入学許可書)
  • パスポートの顔写真ページコピー
  • 面接予約票(裏面にバーコードが来るように、これだけひっくり返して入れる)

 

これらを上からすべてこの順番通りに、A4のクリアファイルにぶち込んで大使館へ持参します。

 

※注意事項

大使館への持ち込み可能なものは限られています。

スマホ以外にもタブレットやiPodを持っている場合は預けることができません。

その場で真っ二つに折って捨てるか、おとなしく駅まで戻ってコインロッカーに預けるしかありません。飲食物も禁止です。お茶持ってきちゃった人はすぐさま一気飲みしましょう。

 

さらに、大使館へ持ち込めるカバンのサイズは25㎝×25㎝。ちっさ。

A4のクリアファイルが収まらないですね。どうしたものでしょうか。

 

仕方がないので電車の中ではMOUSSYの布製のショッパーに持ち物とApart by lowrysの紙袋を入れて持っていき、溜池山王駅から徒歩で行った私は駅についてから紙袋に持ち物をすべて入れ替えました。

布製のカバンならくしゃっと丸めて紙袋にINできるのでロッカーがいっぱいでも預けなくって平気!私って天才!と思いましたが明らかに25㎝よりでっかいカバン持ってきている人がちらほらいました。

なんなんすかねあれ。

 

私はルールを遵守しますよ!規律を重んじる日本の心!あと怒られたくない! 

 

あとは必要書類のほかにはiPhone、財布、定期、暇つぶしの参考書、ハンカチ、リップ、あとは極度のドライアイなので目薬、これだけを持って行きました。

 

ちなみにDS-160シートとは氏名住所勤務先、アメリカでの滞在予定地などを記入するシートのことです。

質問事項がいろいろあり、ちょっと大変でした。

全然関係ないのですが

あなたはアメリカでテロ行為にかかわるつもりですか?

「はい」の場合説明してください という質問があって笑いました。

「はい」のケースあるんですか。

 

SEVIS支払証明・領収書とはビザ取得に際してあらかじめ必要となるお金を払いましたよ、この番号で受理されていますよ、ということが記載してある書類です。

 

英文残高証明書には、今ワイの口座にはこんだけ銭があるで!ということが英語で書いてあります。その時の為替レートにもよりますが、私の場合は日本円で280万円以上くらいで大丈夫だといわれました。銀行に行けば発行してもらえます。

 

私は代行会社が面倒な手続きはすべて引き受けてくれることになっていたため、あまり参考にならないかもしれませんが必要な持ち物はすべてご自身で手続きされる場合でも変わらないと思います。これ全部自分でやるのは大変そうですね。

 

溜池山王駅13番出口を出て大使館へ向かうと、入り口あたりにいる警備員の方に

「書類は全てお揃いですか?」と聞かれるので、準備した書類を見せて一つ目の建物へ入ります。

一つ目の建物入り口にVISA VISITORSと書かれたスペースがあるのでそこへ並び、渡されたカゴに携帯電話を入れます。

ここで必ずWi-FiとBluetoothの電源をOFFにします。

空港のセキュリティチェックのようなゲートをくぐりOKが出たら二つ目の建物へ入ります。

 

入ってすぐの入り口に女性が2人ほどおり、書類の確認をしてもらった後、病院の待合室にあるような紙の番号札を渡されます。

 

その番号が当日のVISA取得手続きに使われる整理番号なので、ぼけーっとしてなくさないようにします。

 

もう一度その場でセキュリティチェックを受けたら指定の窓口に書類を提出します。

 

あとはひたすら番号が呼ばれるのを待つのみです。

 

その場を例えていうなら

元気なんだけど不安そうにしている人がいっぱいいる病院の待合室

って感じです。(分かりづらい)

 

あとこういう時、緊張のせいなのか何度も呼ばれてるのに窓口行かない人っていますよね?

最終的にフルネームで何度も呼び出しくらっている方が何人かいらっしゃって、若干気の毒でした。

 

私の番号が呼ばれるまで結構時間がありそうだったので、あらかじめ持っていった英語の参考書を見ながら順番を待つこと30分弱、

 

わー!呼ばれたー!

 

ここで面接が始まるんだとばっかり思っていたのでめっちゃ緊張して窓口に行ったのですが、指紋取られただけでした。

 

昔グアム行った時も空港でこんな風に指紋取られたよ。

ソコニオヤユビノセルーつって取られたよ。

 

ちなみに面接といっても個室ではなく、美術館とか映画館の受付によくある、あの真ん中に点々の穴が開いたクリアガラスで仕切られた先に領事の方がいらっしゃるという構図です。

 

指紋採取後、青い列に並んでくださいと言われ、すぐ脇にあった空港とかによくある列を仕切るパーテーションのポールみたいなやつで仕切られた列に並びました。

 

いよいよですね…!緊張の面持ちで列に並びます。

 

窓口はいくつかあり、どなたとお話するのかは自分の順番が来るまで分かりません。

 

東欧系とおぼしき方が英語でめちゃくちゃ自分の経歴を話しているのが見えたので、これやばいやつ?無理めなやつ?

と不安な気持ち全開で待つこと10分弱、私の番がやってきました。

 

領事の方、いい人ぽい。

 

フレンズとかに出てくる、聡明で穏やかな好青年なんだけどたまに面白いこと言う脇で光るタイプのいいキャラっぽくて素敵。わくわく。

 

とかなんとか頭ではくだらないこと考えながら、顔はにこやかかつ知的な印象を与える笑みをたたえつつ(どんな顔だよ)

 

Hello,と言い、Hi,と返され待つこと30秒ほど…

 

ビザハ許可シマシタ、一週間デ届ク

 

は?

 

え終わり???

 

えっ…

 

?????

 

VISA取れたらしいです。

 

※ちなみに一週間で届くとはパスポートのことです。大使館にて預かり後、自宅に郵送されてきます。

 

今回私がすんなりビザが取れた可能性としては以下の通りです。

 

  • 大使館の人が優しくて仕事早かった(たぶん本当)
  • 代行業者の人がどちゃくそ仕事デキた(きっと本当)
  • 私の、本田圭佑並みのいい準備が実を結んだ(やや本当)
  • 6年社会人やった汗と涙の結晶である私の残高証明書がアメージングだった(絶対にない)
  • 私の笑みがファビュラスだった(絶対にない)

 

会話という会話もほぼなかったので、かなり拍子抜けしてしまいましたが…

参考までに、よくある質問としては

  • 何をしに行くのか(英語の勉強がしたい、など)
  • どこへ行くのか(学校名など)
  • 帰ってきて何をするのか(仕事など)

などなど。

アメリカでは学生ビザでバイトすることはできません。

すなわち、お金があって、勉強する目的と意思があって、最終的に居座らない=日本に帰ってくるという意思がきちんと伝われば、よほどの挙動不審か書類不備がない限り、きちんとビザは下りるのだと思います。

 

所要時間は1.5時間ほどでしたでしょうか。

気疲れしたのか帰りの電車では爆睡してしまいました。

 

以上、なんの有益な情報もなく誰の為にもならないアメリカ学生ビザ取得報告でした。

 

追記

YouTubeにビザ取得の流れについての大使館公式解説がありました。

アメリカ非移民ビザ面接の手順【大使館公式解説ビデオ】 2017/5/24 更新 - YouTube

 

私のゴミカス体験記が闇に葬られるほどありがたく手順が説明されていますね。

あと主人公ののりこちゃんがかわいいです。

これからビザ取得される方はご覧になると良いと思います。

 

おわりー!