【おもしろ洋画】映画で英語の勉強してみたよ
こんちは。
アラサー崖っぷち女のちゃんあやです。
先日、とある映画を観てきたのですが、そのタイトルが
【オレの獲物はビンラディン】
いやぁー前から観たかったんですよねぇー!!
これがねぇ、こんな悪ふざけの予感しかしないタイトルで、2018年はいろいろ頑張る年にするぞ!がんばるぞ!って意気込んでいるそばからアレなんですけど、面白かったです。
まず、題材がイジるにはギリギリすぎる。
なのに、主演がニコラス・ケイジ。
そんでもって、東京で上映しているのがシネマート新宿のみ。
神奈川県に至っては上映シアター0。
のわりに、岡山とか地方で上映していたり…
あと一番笑ったのが公式サイトでのウーピーゴールドバーグの
「オー・マイ……何て男なの」
ってコメント。
それから、「ニコラス演じるゲイリーフォークナーの日課は透析」
「ケイティペリーの元カレ、ラッセル・ブラントが演じるのは神」
ってのも笑うし、とにかくツッコミどころが多すぎる。
多分絶対必要なかったけど念のため前売券を買って行きました!
結果ほんとに必要なかった。ガッラガラやん。
まぁでも頻尿の私としてはとても心にゆとりを持った状態で鑑賞できました。
そんな終始悪ノリの映画でも、実際にあった話だというからびっくり。
ゲイリー・フォークナーという、愛国心あふれるアメリカ人男性が主人公であり、実在する人物だということにアメリカの広大さを感じますね。
まぁそんなくだらなさ1000%の映画なのですが、今回純粋に楽しみにしていたのと、あとは鑑賞する際に心がけていたことがあるので以下まとめてみました。
※もうそろそろ公開終了になりそうだし、そもそも興味ねーわって人もいるかもしれないけど以下ネタバレしたくない人は見ないほうがいいかも…?
①字幕を極力見ない
普段から英語を意識して聞くようにしているため、文字という情報源がなくてもどの程度会話の内容が理解できるのか、自分で試してみたかったのです。
結果、よく聞き取れる部分とニュアンス程度にわかる部分、逆に字幕がないと内容がよく分からない(単語で推測)など、ある程度自分の立ち位置というかレベル的なものが分かりました。
②参考書に載っていないような言い回しを聞き取る
このブログではすでに何度か書いていますが、私は現在勤めている会社を退職し、新たに勉強すべく3月よりアメリカへ留学する予定です。
通勤途中に文法のアプリや参考書を使って勉強してみたり、オンライン英会話を使ってみたり、リスニングで聞いた会話をディクテーションしてみたり…
それらをやっていてふと思うのが
「実際これってどのくらいリアルな言い回しなの?」
ってことです。
当たり前ですがTOEICのようなビジネス寄りの参考書、BBCのラジオなどでも固い表現や難しい単語はたくさん出てくる一方で、くだけた表現や汚い言葉遣いは出てきません。
オンライン英会話もしかり、スラングや差別スレスレの発言をするようなやつは一発アウトだし。
でも、私思うんです。
普段日本語で
「ゴミカス」
とか言うよね?
え?言わない?
言わない聖人君主は、そのままでいてください。
私は言うよ!!!!!
アメリカのレディースも仕事中にお客さんに無理難題押し付けられたときとか付き合って3年になる若干マンネリ気味の彼氏と喧嘩するときとかブチ切れたりしないの?
するでしょ!!!!!
ってことで、相手を罵倒したり不快な思いをさせる、傷つける言葉は使ってはいけないのはもちろんですが、表現の幅を知るということは言語習得のうえでは大事なことですよね。
そこで私は今回この映画を観ながら気を付けたのが、会話中に出てくるくだけた表現です。
たとえば
・It’s just figure of speech.で「ただのたとえ話だよ(本気にすんなよ)」とか
・I’m disgusting.で「めっちゃキモい」とか
・You’ve lost your mind.で「頭おかしいでしょ」とか
めちゃくちゃ簡単な文章だけど参考書には載ってないし、それってどのくらいおこなの?冗談ぽい感じ?それともガチなの?
よくわかんないよ!!!!!
と、数か月後の私が半泣きになっている様がよく見えますね。
私は留学先で単位を取得したあとにインターンシップを予定しています。
そのため、アカデミックなトピックで議論をするとき、ビジネスシーンでの会話や交渉を求められるとき、あとは普通に友達と何気ない会話をしたりTVを観たり欲しいものを買ったり、場所に応じて英語を聞き分けて、使い分けられるようになる必要があるのです。
ハードルは高いですが、年代やシーンごとの会話や選ぶ言葉にも注目してみたいです。
③リエゾンに注目する
よく英語ってつながって聞こえますよね。
Wannaとか、Gonnaとかあの現象がリエゾンってやつですね。
アプリとかでディクテーションやってると単語一つひとつにばっかり耳が持っていかれそうになったりしますが、そんなに丁寧に単語区切って話す人もいないですよね。
これは慣れかもしれませんが、言葉の流れをつかみたいです。
④笑いのツボをつかむ
よくアメリカのTV番組でのセレブのインタビューなんかを観ていると
「え?そこ笑うところだったの?」
と思うようなときが多々あります。
笑いのツボって本当に国民性や性格が表れませんか?
頭はたきまくりのカミナリの漫才とか絶対笑えない!って人もいれば、オプラ・ウィンフリーの何気ない一言でしばらく爆笑している人もいますよね。
何が面白くて何がつまらないと感じるのか、同じ日本人の中でも多種多様ですよね。
まして価値観が違って当たり前、みんなが違うからということが大前提の国のコミカルとかファニーの基準を肌で感じたいですね。
芸人か。
⑤アメリカ人の愛国心を探る
これはこの映画の結構テーマでもあると思うのですが、主人公がとにかくアメリカファースト。
さながら某大統領のように、フライドチキンも車もアメリカが一番!って感じで、途中出てくる軍人さんにも「自分の自由を犠牲にしてまで尊敬するよ」などと言っています。
(どこまで本気でそう思っているのかな?とは思います)
いわゆるヒーローっぽさにあこがれる少年とか、アメコミによく出てくるし。
ちなみに愛国心は英語でpatriotism、なんとなく響きというか語呂がよくて好きです(特に意味はない)
以上!
なんやかんや書いたけど
【結論】
これからも英語の勉強がんばります!
P.S. エレベーターを出てすぐのところに、ニコラス・ケイジと肩を組むビンラディンの顔ハメ看板があってちょっと恥ずかしかったです。
やったのかよっていう。
おわりー!